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母さん泣かされた…。「おおかみこどもの雨と雪」 [映画]

週末、ファーストデイだったので映画館へ。
「おおかみこどもの雨と雪」を観てきました。


…泣かされた。
可愛いキャラに萌えに行ったつもりが、完全に大人向け作品でした。
子育て経験者が観るとグッと来ちゃうであろう内容(´ノω;`)
我が子がどんなマイノリティな存在で生まれたとしても、「母」ってのは全力で愛しちゃう生き物なんだろね〜。


「おおかみおとこ」と恋に落ちた主人公「花」の子育てを、娘「雪」の語り口で回想するストーリー。
…花のなんでも受け入れるっぷりが凄まじく。
苦しい時も笑顔で乗り切るスポンジのような人。
子育てってもっと悩んだり怒ったりするもんだよ!?
終止菩薩的な微笑みで受け入れて行く花さんに子育てママのリアリティは感じられない…。
(クレヨンしんちゃんの方がリアルな親像を描いてるな。)


でもでも…。
めっちゃ泣けたー!
子離れに戸惑う親の気持ちがぁああっ。
ストーリーにはツッコミどころ満載っちゃ満載。
花さん行き当たりバッタリすぎ…。
一度も予防接種受けさせて無いなんて、もっと早く行政のチェック来ないか?とか。
その展開って絶対騒ぎになるよ!?とか。
でもファンタジーなのですべて目を閉じよう。


背景がとても美しくて。
これは映画館に見に行って正解でした☆
今年のポケモン映画よりずーっとずーっと満足度高かったです。
あ、大沢たかお氏が声だけでもイケメンすぎてワロタ♡


娘も何度かポロポロ涙を流してたけど…。
ラストでは私が涙が抑えられなくなってしまいました。
エンディングの「おかあさんの唄」にトドメを刺され。
しばらく席を立つのをはばかれるぐらい涙がぁ。
…単身で来てた男性も泣いとったわw


「福岡の母も私の選択を丸ごと受け入れてくれたよな〜。ありがたいっ。」とか。
「我が子が親離れする日は確実に来る。将来どんな人生の選択をするか未知数だけど、それを受け入れる覚悟は私にはあるだろうか?」とか。
ついつい自分と親、自分と娘との関係に照らし合わせちゃって。
「あなたは子供の選択をどれだけ尊重し、受け入れることが出来ますか?」ってのを突きつけらた感が。


これ、娘と2人で行って良かったです♪
旦那が観たら「迷惑なヤツだ…。」ぐらいに一蹴されてたかもww
「火垂るの墓」にも超ダメ出しする人なもので…。
せつこの兄ちゃんがバイタリティ無さ過ぎで腹立つらしい。
私、あの作品も好きなのにー。せつこーっ(T_T)


てなわけで、今回の映画は子供向けというよりお母さん向けだと思われ。
観る人の立場によって評価がかなり分かれる作品かもしれません。
娘が欲しがってたグッズが売り切れてて残念〜。
サマーウォーズより好き。


おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)

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  • 作者: 細田 守
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: 文庫



劇場公開映画「おおかみこどもの雨と雪」オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2012/07/18
  • メディア: CD



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のり

時をかける少女・サマーウォーズと両方観たので、
この映画にも興味があります。
ママ向けなんですね。
観たら泣いてしまうかも、私。

by のり (2012-09-10 17:59) 

funago

のりさん、色んな受け取り方があると思われますが…。
子育て中の方なら涙腺刺激されちゃいそう。

早く大人になりたいと思う子。
いつまでも我が子を子供扱いしたい親。
そのギャップがぁあ。
いずれ自分もそんな日が来るのかと考えさせられます。
雨と雪が可愛いので、それだけでも見る価値アリかな♪

by funago (2012-09-10 18:27) 

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