オーボンヴュータン 河田氏の著書「伝統こそ新しい」 [食べ物]
昨日は娘のシルバニアファミリーに何時間も付き合わされ…。
かなりハードな修行で幕開けの夏休み。
心を無にするのがコツだな(-ω-;)
今日は娘が宿題してる隙にブログっちゃお〜♪
先日、その度胸溢れるシューの焼き加減に感銘を覚えたオーボンヴュータンの「シューパリゴー」。
(詳しくはこちら→http://funago.blog.so-net.ne.jp/2012-07-10)
なんだかわからない良い香りがするのでとっても気になってて。
その秘密が知りたくて、図書館で河田氏の本を借りてきました。
「伝統こそ新しい」。
これ、私的に読み物としてめっちゃくちゃ面白かったです!!
思わず一気読み。
まとまったお金も働くあても無く、無謀に渡仏した青年時代の河田氏。
パリの五月革命を避け、自転車でマルセイユへ向かい、帰りのリヨンでは野宿。
ブドウの収穫のエピソード等々…。
面白いーっ!
「作り手にはポリシーが必要」と河田氏。
「食についての誰にも譲れない思い、心が熱くなる部分」や、「仕事でだらしないのは許せない」、「流されないように確固たる自信を持つこと」等。
職人としての強い意思がヒシヒシと伝わってくるキーワード満載。
もう…格好良いわーっ☆
「シューパリゴー」の焼き加減には本当に驚きました。
小さいのに、なんだかとってもパワーがみなぎるお菓子。
凄みとでもいうのかな?
嗅いだ事がないリキュールの香りがして、なんだったんだろう…とずっとひっかかってたんですが。
この本で秘密がわかりました。
答えは「タヒチ産の最高級バニラスティック」!
シューパリゴーのレシピが載ってて。
なんとあの奥行きある香りはリキュール無しで表現されてた様子。
「マダガスカル産バニラスティック」は私もジェラート作りで購入したことがありますが、こちらは未経験。
「タヒチ産」の特徴を調べてみると…。
「アニスやムスクにも似た香りが特徴。バニラ本来の香りである天然バニリンはバーボンバニラに対して、5分の1程度。アニスの成分は30倍近い。」とのこと。
これがあの独特な良い香りを醸し出していたのか!!
謎が溶けてスッキリーッ☆
卒業旅行で訪れたパリで出会い、そのあまりの美味しさに「もう二度と口に出来ないのか…」と悲しくなった「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。
(お暇ならこちら→http://funago.blog.so-net.ne.jp/2011-02-05)
こちらのエピソードも本に登場してて(*´Д`*)
外にも「ヴィタメール」やら、「ピエール・エルメ」やら。
お菓子好きな方ならワクワクするキーワードがいっぱい♡
オーボンヴュータンで「最短で店の仕事を覚えた弟子がいて、福岡で店をやっている」とのこと。
まさかと思い調べてみたら…。
里帰りの際「ここのケーキは食べとかな!」とわざわざ買いに行っている「ジャック」。
こちらのパティシエがオーボンヴュータン出身だったー!!
彼のことだったのかも… (*゚Д゚*)
去年なんて、大名店が休みでわざわざ大濠店まで買いに行ったほど。
「ルレ・デセール」会員と書くと「ジャック」の人気の程がピンと来られるかな??
「ジャック」の大塚氏は「シェ・クァノ」にもいらしたそう。
これまた焼き菓子がお気に入りの「オーベルニュ」さんも「シェ・クァノ」出身だそうだし。
今まで点と点でお気に入りだったお店が、この本をきっかけにピピピーッとつながってΣ(゚ω゚)
ちょっとした推理小説的楽しさを味わえちゃいました。
ま、こちらは余談ですが…。
この本で河田氏の職人としての心意気に大変感動!!
憧れ度が更に高まってしまいました(〃ω〃)
尾山台なんて全く行く用事ないけども…。
是非お店に行ってみたいっ。(私は日本橋店で購入したもので。)
「カヌレ」と「ガトー・ピレネー」が超気になる♡
もちろん、「シューパリゴー」の香りもまた確かめたいな〜♪
なーんかすごく局地的、かつマニアックな記事になっちゃいましたが…。
お菓子好きな方ならとても楽しめる一冊だと思いマス。
おすすめです♪
かなりハードな修行で幕開けの夏休み。
心を無にするのがコツだな(-ω-;)
今日は娘が宿題してる隙にブログっちゃお〜♪
先日、その度胸溢れるシューの焼き加減に感銘を覚えたオーボンヴュータンの「シューパリゴー」。
(詳しくはこちら→http://funago.blog.so-net.ne.jp/2012-07-10)
なんだかわからない良い香りがするのでとっても気になってて。
その秘密が知りたくて、図書館で河田氏の本を借りてきました。
「伝統こそ新しい」。
これ、私的に読み物としてめっちゃくちゃ面白かったです!!
思わず一気読み。
まとまったお金も働くあても無く、無謀に渡仏した青年時代の河田氏。
パリの五月革命を避け、自転車でマルセイユへ向かい、帰りのリヨンでは野宿。
ブドウの収穫のエピソード等々…。
面白いーっ!
「作り手にはポリシーが必要」と河田氏。
「食についての誰にも譲れない思い、心が熱くなる部分」や、「仕事でだらしないのは許せない」、「流されないように確固たる自信を持つこと」等。
職人としての強い意思がヒシヒシと伝わってくるキーワード満載。
もう…格好良いわーっ☆
「シューパリゴー」の焼き加減には本当に驚きました。
小さいのに、なんだかとってもパワーがみなぎるお菓子。
凄みとでもいうのかな?
嗅いだ事がないリキュールの香りがして、なんだったんだろう…とずっとひっかかってたんですが。
この本で秘密がわかりました。
答えは「タヒチ産の最高級バニラスティック」!
シューパリゴーのレシピが載ってて。
なんとあの奥行きある香りはリキュール無しで表現されてた様子。
「マダガスカル産バニラスティック」は私もジェラート作りで購入したことがありますが、こちらは未経験。
「タヒチ産」の特徴を調べてみると…。
「アニスやムスクにも似た香りが特徴。バニラ本来の香りである天然バニリンはバーボンバニラに対して、5分の1程度。アニスの成分は30倍近い。」とのこと。
これがあの独特な良い香りを醸し出していたのか!!
謎が溶けてスッキリーッ☆
卒業旅行で訪れたパリで出会い、そのあまりの美味しさに「もう二度と口に出来ないのか…」と悲しくなった「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。
(お暇ならこちら→http://funago.blog.so-net.ne.jp/2011-02-05)
こちらのエピソードも本に登場してて(*´Д`*)
外にも「ヴィタメール」やら、「ピエール・エルメ」やら。
お菓子好きな方ならワクワクするキーワードがいっぱい♡
オーボンヴュータンで「最短で店の仕事を覚えた弟子がいて、福岡で店をやっている」とのこと。
まさかと思い調べてみたら…。
里帰りの際「ここのケーキは食べとかな!」とわざわざ買いに行っている「ジャック」。
こちらのパティシエがオーボンヴュータン出身だったー!!
彼のことだったのかも… (*゚Д゚*)
去年なんて、大名店が休みでわざわざ大濠店まで買いに行ったほど。
「ルレ・デセール」会員と書くと「ジャック」の人気の程がピンと来られるかな??
「ジャック」の大塚氏は「シェ・クァノ」にもいらしたそう。
これまた焼き菓子がお気に入りの「オーベルニュ」さんも「シェ・クァノ」出身だそうだし。
今まで点と点でお気に入りだったお店が、この本をきっかけにピピピーッとつながってΣ(゚ω゚)
ちょっとした推理小説的楽しさを味わえちゃいました。
ま、こちらは余談ですが…。
この本で河田氏の職人としての心意気に大変感動!!
憧れ度が更に高まってしまいました(〃ω〃)
尾山台なんて全く行く用事ないけども…。
是非お店に行ってみたいっ。(私は日本橋店で購入したもので。)
「カヌレ」と「ガトー・ピレネー」が超気になる♡
もちろん、「シューパリゴー」の香りもまた確かめたいな〜♪
なーんかすごく局地的、かつマニアックな記事になっちゃいましたが…。
お菓子好きな方ならとても楽しめる一冊だと思いマス。
おすすめです♪
伝統(ベーシック)こそ新しい オーボンヴュータンのパティシエ魂
- 作者: 河田 勝彦
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: 単行本
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